2011年10月9日日曜日

地震1ヶ月以内 2011年3月26日土曜日~4月4日月曜日


2011326日土曜日

東日本大震災に関するこの「今日の提言」シリーズについて、

現在、大阪府内も、放射線の数値がごくごくわずかながら上がりつつある。

(2011年10月現在、大阪に関しては数値は下がり、一定になっている)

 

おそらく、新型インフルエンザ(豚インフル)の時の方が、

関西の子どもの死亡率が高く、あの頃の方が

今現在よりも、子どもにとって危険であったと信じている。

ただ、インフルエンザなら、流行があり、ワクチンで対応できるのに対し、

原発は災害が、鎮火まで数ヶ月から1年間と長期化の可能性が高く、

住民(日本国民とはかぎらない日本在住者)の放射線障害の原因が

大気中の浮遊物か、水道水か、飲食物か、特定しにくいことが問題である。

 

ただのインフルエンザとは違い、これから、宮城や福島で、

人災により被災する可能性が高い。

 

関東や東北の一部の子ども達の、今後10年の死亡率、

あるいは発電所半径100km内の若者の生殖能力に影響を及ぼす、

今回の事故は、これからが本当の「災害の発生」であるといえる。

 

彼らが子孫を作れず、健康で働けなくなった場合の、日本の損失は、誰が今後補償していくのか。

関西の経済力では、とても東日本の経済まで支えきれないと考えている。

東西ドイツの統合のように、環境がよく福祉の進んでいたはずの東の、統合後の低所得に

発展していたはずの西が引きずられるのが、目に見えている。

 

この提言シリーズは、菰池 環自身の考えを発表している。

多くの内外の人々の声を聞き、資料を読み、この40年間考えてきたことの蓄積である。

だれからも示唆されず、特定の誰かが得をするためでなく、

出来る限り多くの人命がこの提言で、救われることを願って止まない。

菰池 環0 コメント

検証後のコメント

津波でほとんどの家屋を流された地域も大変ながら、ほとんどの家屋がそのまま残っていながら、除染の対象地域になっている被災者も、苦渋の決断を迫られる。

幸いにも、女川原発を外部から見た限り、福島のような爆発の形跡は見られなかった。しかし、1階、2階部分の窓が津波により破られ、周辺の信号機が停電で止まっており、電気が届いているのか不明である。発電所ながら発電しているのか、外部からは推測できなかった。

もし、女川原発が無事であるならば、宮城県は予想よりは復興が早いかもしれない。しかし、福島の汚染が北西に広がっていることから、宮城県は沿岸だけでなく内陸にも及んでいる可能性がある。

若者の長期的な放射線被曝を防ぐよう、宮城県も念のために森林調査をすべきではないか。


検証Today's suggestions 今日の提言シリーズ2 (宮城県視察後)

2011年3月11日より、地震による津波対策、原発対策について、日本の皆様に提言。
108日土曜日、宮城県視察、検証後のコメント添付。
928日~103日まで、自家用車で大阪より北陸経由にて宮城県南三陸町入り。瓦礫除去や砂利の袋詰め、除草をしながら、被害を実際に見、被災者の声を聞いた。その検証後のコメントが黒字大文字の部分である。

201144日月曜日

放射能の影響が子孫にまったく遺伝しないというデマについて、東日本大震災に関して

テレビ等で、「放射能の影響が子孫に遺伝しない」と言っているというデマが飛んでいるらしい。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1567859.html?from=navi_ranking
微妙なニュアンスで、大きな誤解を生じることがある。
まずは、質問者による「番組」の説明。
「(原発ではなく)原爆で放射能の影響で、転座や欠損といった『染色体異常』が生じることがある。
がん化の確率が格段に上がり、染色体異常は、分裂する細胞に多い……しかし、『遺伝が原因と見られる病気がない』……何故なんでしょうか??」
といったものだ。
以下は菰池の回答である。

「放射能の影響は、子孫に遺伝病を遺伝しないが、
厳密には子孫繁栄に影響を与えている。」

①子孫繁栄に影響
というのは、重い染色体異常の子どもは長生きできないうえ、
減数分裂の失敗で生殖細胞をつくれない。


減数分裂というのは、父と母とから譲り受けた一組2本の染色体が、一本ずつ配偶子に入る分裂のことだ。頭から足の先まで、きちんと一組ととのった精子や卵をつくる分裂のことだ。
(染色体異常の子どもが、仮に繁殖力のある生殖細胞をつくったとしても、転座や欠損した染色体のまま遺伝するから、放射能は子孫の遺伝子に影響があるといえる。
かつての生命の大進化も、何らかの原因により、
このような大きな染色体異常が遺伝した可能性がある。
つまり、重い染色体異常の遺伝というのは、
いきなり、ハ虫類から鳥類、またはホ乳類のような子孫が
突然生じるレベルの異常ということだ)

②遺伝病は遺伝しない
と言うのは、遺伝病には病気の遺伝子というものがあり、
優性ならば二つのうち1つ、
多くは劣性遺伝子が二つ重なると発病するものである。

③放射線のDNAへの影響
放射線により、DNAが傷つくと言うのは、
DNAの並びがひらがなの日本語であるとたとえると、
「あいうえお」の「い」が欠損したり、「え」が別の物質の「E」に変わるなどが生じ、
「あいうえお」が「あうEお」といった、まったく別の意味の単語となり、
発生が進まなかったり、うまくタンパク質がつくられなくなるといった類のものである。

分裂の盛んな細胞に多い理由は、すでに筋肉の細胞に特化したものが、遺伝子が傷ついても、そのまま筋肉のままであるが、
これから別の細胞に分裂しようとしている幹細胞の場合、
遺伝子が傷つくと、血球や精子、卵へと正しく変化できないためである。
致死性のものが多いのは、生命維持に係わる奇形が起こりうるからである。

これゆえ、優性の遺伝子が劣性に変化するわけではないため、
放射線により、劣性遺伝子が原因の遺伝病が発病することはまずない。
これが、テレビ番組の「放射能による影響が子孫に遺伝はしない」という意味である。

デマと言うのは、このような、微妙なニュアンスの取り違えによることもある。
菰池 環

2011327日日曜日

NHKスペシャルの視聴、感想。東日本大震災(地震)に関して

「深刻な物不足の解消」をテーマにした今日の番組は、
内容が具体的で濃く、解説者が的確な指摘を行っており、
早急に実現して欲しい案が多かった。
以前から、漠然とした、「はやくなんとかしてほしい」という解決策の伝わってこない意見、
あるいは、見た目の被害の派手な、沿岸部や避難所の報道に偏っており、
倒壊が少ないが人口過密の、仙台の様子がよく伝わってこなかった。
それが、かなり具体的であり、
仙台がすでに暴力で物資の奪い合いが起きるほど深刻になりつつあるというのが、
大げさすぎず、たんたんと報告されていた。
解説者によると、
「物資の輸送は人命救助と同様に行っていかねばならない」
人口当たりで医薬品の詰め合わせをつくる。
……
物資は、発注通りでなく、余ることを前提とする。
小学校の校区ごとを拠点とする。
……
物を送ったら必ず、何が必要か情報を得てくる
物流ルートは複線化する。
……
港に定期便で運ぶ一方で、ヘリでホバリングしながらなど、投下する。
など、うまくいかなかったときに備える。
という意見などここでは全て紹介しきれないが、解説者の熱い思いが伝わってきた。
菰池の意見として、仙台がこれまで東北全体の物流の拠点であり、
コンビニやスーパー、石油基地などの発送の中心であるなら、
仙台以外の東北のためにも、
仮の拠点を早急に、
秋田につくる必要があるのではないか。
(山形が地理的に中心だが、女川に近く、
大きな港や鉄道、高速道路より遠い)
秋田の空き倉庫、あるいは仮設倉庫を建設し、
ノウハウを持つ、仙台のコンビニやスーパーのセンターで働いていた社員を家族後と移住させ、
速やかに長期的に運営できる配送センターを、つくるべきである。
菰池 環0 コメント
検証後のコメント
仙台市内は、思いのほか復興が進んでいる。青葉区は現在、倒壊がほとんどみられず、JRと北陸新幹線沿いに、まだ外装工事が終わっていないビルが多数見られ、また、繁華街の区画によってはビルの何割かが建て替えられていた。
津波の高さは思いのほか高く、内陸にまで押し寄せていたようで、少し市内から遠ざかると、電気は届かず、暗闇の平原、建物の基礎だけが並ぶ道路が見られた。
とにかく、ビル5階の高さの水というのが一様に宮城県に押し寄せていたようであり、場所によっては更に高く、内陸の国道4号の両サイドのショーウィンドーのガラスがどれも新しく光っていたのが印象的であった。
北上川や海岸は、現在でも度々床下浸水し、本来はないところに池や川ができている。
電気は、節電のためか、山形県もかなり暗く、仙台市内も繁華街以外は控えめであった。
ただ、服装を見ると、平日の夜ながら、外見が仕事帰りに見える人は予想より少なく、また、コンビニにスリッパや軽装で訪れる被災者らしきひともあり、真の復興に向けて課題が多いように思った。
阪神淡路の時も層であるが、中心部仙台の繁栄は、周辺地域の産業が復活してこそである。農村漁村が豊かであれば、仙台のデパートや歓楽街に若者が集まる。宮城県の産業が立ち直れば、店や人は自然に集まってくることだろう。

水害の地域も、現在の人口に合わせたコンパクトな復興が望まれる。小さな漁村と商店、小さな農村と商店がバスで結ばれ、小さな投資で大きな効果をまず生むべきである。
もともと、大きな町であるなら、すこしずつ大きくする成長する楽しみを持ち、数年かけてゆっくりと素晴らしい街づくりを目指していくべきではないか。すこしずつ備蓄して大きな市庁舎や、大きな会館をゆくゆくたてる。まずは、少ない投資で産業を復興させることが先である。
手を広げすぎると、太平洋戦争の戦線拡大のように、全てが手薄になり、住民の生活を圧迫しかねない。

地震後2週間以内 2011年3月19日土曜日~23日水曜日

2011323日水曜日

中性子線と放射性同位体元素

原子炉からでる電磁波は、温度に関係なく、人間を電子レンジのように焼く。

(電磁波と言うのは、電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線などのことである。紫外線は皮膚を焼き、X線は細胞を通過して骨格を写し、ガンマ線は遺伝子を破壊する)中性子線が、ふつうの原子を放射性同位体にかえることがある。
しかし、中性子線は、原子炉周辺のみで、コンクリートや重金属で遮蔽される。
放射性物質から出る放射線(光の仲間である電磁波、電子、中性子などの粒子)が、
周辺の原子を放射性同位体に変える。屋内にいて、外部の空気に触れないようにするという事は、
つまり、放射性物質が舞っている大気に触れない、
触れて、鼻や口から体内に取り込まないということである。
遠隔地の農作物、畜産物、海産物、水や土壌の汚染と言うのは、
ふつう、原子炉から直接出る中性子線で変化するというのではなく
(政府の10km四方退避というのは、この直接被曝のつもりではないかと推測している)
空気中を漂う放射性物質が、土壌に降り積もり、雨で作物や家畜の体内に取り込まれ、
その体内で放射線を発する。そして、それを食べる高次の消費者が、体内濃縮して、被曝する。
つまり、安全な土壌、水、そして屋内栽培であれば、
たとえ100km圏内の葉物野菜でも、汚染されていない可能性があり、
たとえ、関西であっても、汚染された家畜飼料を与えていれば、関西の家畜も危険である。
そして、人間も同様である。
なぜ、危険かを考え、冷静に対応しよう。
常識ポテチ
http://www.tamagoya.ne.jp/potechi/1999/19991222.htm
ウラン臨界事故
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/JCOChainBasic.htm

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2011320日日曜日

各県の避難場所についてのアイデア、東日本大震災に関して

集落単位での避難が進んでいると聞き、その効果に賛同する。
お互い声を掛け合ったり、炊き出しなど身の回りのことは、
被災者同士でも出来、そして、古くから付き合いのある人のほうが望ましい。
仮に、崩壊した家屋に戻るにしても、集落単位で戻れれば、
盗難の危険も減るだろう。
警察や救急隊が、捜索がてら警備してまわっている映像をみた。
金庫を集めて保管している映像もあった。日本の治安の良さにたいし、安心した。

(後日、仙台がすでに暴力で物資の奪い合いが起きるほど深刻になりつつあるというのが、
大げさすぎず、たんたんと報告されていた。331日加筆訂正)
また、体力のないお年寄りが、家具を動かしたり、貴重品を取り出すのを、
家族以外の人に手伝ってもらう映像を見た。
このように、いたわり協力し合う風景が、関東や東北の被災地全域だけでなく、
日本全国で普通に見られるような世の中になることを、心から願う。

そこで、被災者受け入れの話であるが、
各地に眠る、家具つきの高級マンション、やや安いウィークリーマンション、
そして、神社、寺院や教会などの宗教施設で、全国各地で地域単位で移動できないものだろうか。
仏教徒の人がキリスト教、あるいはその逆など、本来の信仰とかかわりのないところへ行くことに、
抵抗があるかもしれない。
しかし、異なる宗教に対する理解と言うのは、相手の生活を身近に知ることであり、
それは洗脳を受けると言うことではなく、お互いを尊重しあうと言うことである。
例えば、四国の多くの寺院とその周辺に、八十八箇所にちなんだ宿坊や民宿があり、
地域でバスツアーで受け入れるノウハウをもっているはず。
簡素で、自炊する設備をそなえているところもあるはず。
あるいは、古くからの湯治や温泉施設の周辺にもあるのではないか。
被災地周辺に、新しく仮設住宅を作ることが一番重要であるが、
何十万人の仮設住宅を、短期で作りきることは不可能である。
後でこわす施設に多額の金をかけるより、
その金ですでにある施設を利用できないのか。
この災害で、観光客が激減している、
あるいは、交通の便が良くなりすぎて、
出張で旅館や民宿、ウィークリーマンションの利用が減少しているからこそ、
すでにある施設を、無料または格安で提供できないものか。

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検証後のコメント

被災者の滞在する民宿やホテルを利用し交流する、土産を買い、金を落としていく支援が始まっている。

自宅避難者や民宿、ホテル避難者への援助、支援施設への援助も忘れてはならないだろう。


2011

放射線被曝について、東日本大震災に関して

放射性物質は放射線を出す。
放射線を出す能力を、放射能があるという。
発電所の燃料も、冷却水も、放射能を帯びている。
炉の周りの熱せられた空気や、冷却水を冷やすための海水は、
本来なら汚染の可能性は少ないが、今回は破損しているために、汚染されているかどうか不明。
爆発によって発生した空気、水蒸気、発電所の建物の破片が汚染されているかどうかは不明。
外部から放水した水が、汚染されているのかも不明。
不明であるのは、放射線は目に見えないためであり、
遠くからの目視ではわからず、また、数値を計測できない。
では、なぜ計測しないのか。
現場に計測器をつける人間、計測を目視しに行く人間が、一番健康被害を受けるからである。
つまり、計りにいった人が、無事に行って帰ってこれるかどうかは、
現場に行って計ってみないと、わからないからである。
すでに計りにいって、高温のため計測不能なのか、
計測に行ったまま、生きて帰ってきていないのか、
正直に公表すべきだ。
一般人にいえないのなら、関西など全国、世界各国の知恵をお借りすべきだ。
それにはまず、専門家にだけは計測値を正直に公表してから、有効な対策法を仰ぐべきだ。
状況がわからなければ、誰もアドバイスを送ることが出来ない。

一般人には、放射線についての予備知識を正確に伝えるべきだ。
情報がないことが、デマや不安を生む。
被曝とは、わかりやすくいえば、日光の紫外線にさらされるようなものだ。
強い日差しでも、数分では皮膚はほとんど日焼けしないが、
たとえ曇っていても長時間屋外にいると、皮膚は日焼けする。
放射線の強さばかりを強調するよりも、暴露時間を減らすよう、
一般人に啓蒙すべきだ。
必ず危ないわけでもないし、必ず安全なわけでもないのは、
日焼けに個人差や状況差があるのと同様だ。
外出時間を減らす、肌をさらす時間を減らす、
花粉症や日焼け対策と同じだと言って、啓蒙すべきだ。
菰池 環0 コメント

証後のコメント
線量計よりも被曝に関して正確なのは、現地の動植物である。動植物への蓄積量は、その場にいた人間の蓄積量に関連し、食物連鎖で人間への蓄積量はさらに強まる可能性がある。
森林調査が始まったと聞いている。昆虫や鳥、小動物の調査もついでにできればありがたい。とくに、常緑樹の枯れ具合、繁殖能力の低下の有無なども、調べていただけると、農作物への類推、人間の繁殖能力への類推が伺える。

また、東北には多くの渡り鳥がみられ、越冬する白鳥など、「海外からお預かりする希少動物」も多い。人間の救済も必要だが、安全な干潟や湖が確保されているか、調査願いたい。
319日土曜日