2011年3月26日土曜日
東日本大震災に関するこの「今日の提言」シリーズについて、
現在、大阪府内も、放射線の数値がごくごくわずかながら上がりつつある。
(2011年10月現在、大阪に関しては数値は下がり、一定になっている)
おそらく、新型インフルエンザ(豚インフル)の時の方が、
関西の子どもの死亡率が高く、あの頃の方が
今現在よりも、子どもにとって危険であったと信じている。
ただ、インフルエンザなら、流行があり、ワクチンで対応できるのに対し、
原発は災害が、鎮火まで数ヶ月から1年間と長期化の可能性が高く、
住民(日本国民とはかぎらない日本在住者)の放射線障害の原因が
大気中の浮遊物か、水道水か、飲食物か、特定しにくいことが問題である。
ただのインフルエンザとは違い、これから、宮城や福島で、
人災により被災する可能性が高い。
関東や東北の一部の子ども達の、今後10年の死亡率、
あるいは発電所半径100km内の若者の生殖能力に影響を及ぼす、
今回の事故は、これからが本当の「災害の発生」であるといえる。
彼らが子孫を作れず、健康で働けなくなった場合の、日本の損失は、誰が今後補償していくのか。
関西の経済力では、とても東日本の経済まで支えきれないと考えている。
東西ドイツの統合のように、環境がよく福祉の進んでいたはずの東の、統合後の低所得に
発展していたはずの西が引きずられるのが、目に見えている。
この提言シリーズは、菰池 環自身の考えを発表している。
多くの内外の人々の声を聞き、資料を読み、この40年間考えてきたことの蓄積である。
だれからも示唆されず、特定の誰かが得をするためでなく、
出来る限り多くの人命がこの提言で、救われることを願って止まない。
菰池 環0 コメント
検証後のコメント
津波でほとんどの家屋を流された地域も大変ながら、ほとんどの家屋がそのまま残っていながら、除染の対象地域になっている被災者も、苦渋の決断を迫られる。
幸いにも、女川原発を外部から見た限り、福島のような爆発の形跡は見られなかった。しかし、1階、2階部分の窓が津波により破られ、周辺の信号機が停電で止まっており、電気が届いているのか不明である。発電所ながら発電しているのか、外部からは推測できなかった。
もし、女川原発が無事であるならば、宮城県は予想よりは復興が早いかもしれない。しかし、福島の汚染が北西に広がっていることから、宮城県は沿岸だけでなく内陸にも及んでいる可能性がある。
若者の長期的な放射線被曝を防ぐよう、宮城県も念のために森林調査をすべきではないか。
検証Today's suggestions 今日の提言シリーズ2 (宮城県視察後)
2011年3月11日より、地震による津波対策、原発対策について、日本の皆様に提言。
10月8日土曜日、宮城県視察、検証後のコメント添付。
9月28日~10月3日まで、自家用車で大阪より北陸経由にて宮城県南三陸町入り。瓦礫除去や砂利の袋詰め、除草をしながら、被害を実際に見、被災者の声を聞いた。その検証後のコメントが黒字大文字の部分である。
2011年4月4日月曜日
放射能の影響が子孫にまったく遺伝しないというデマについて、東日本大震災に関して
テレビ等で、「放射能の影響が子孫に遺伝しない」と言っているというデマが飛んでいるらしい。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1567859.html?from=navi_ranking微妙なニュアンスで、大きな誤解を生じることがある。
まずは、質問者による「番組」の説明。
「(原発ではなく)原爆で放射能の影響で、転座や欠損といった『染色体異常』が生じることがある。
がん化の確率が格段に上がり、染色体異常は、分裂する細胞に多い。……しかし、『遺伝が原因と見られる病気がない』……何故なんでしょうか??」
といったものだ。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1567859.html?from=navi_ranking微妙なニュアンスで、大きな誤解を生じることがある。
まずは、質問者による「番組」の説明。
「(原発ではなく)原爆で放射能の影響で、転座や欠損といった『染色体異常』が生じることがある。
がん化の確率が格段に上がり、染色体異常は、分裂する細胞に多い。……しかし、『遺伝が原因と見られる病気がない』……何故なんでしょうか??」
といったものだ。
以下は菰池の回答である。
「放射能の影響は、子孫に遺伝病を遺伝しないが、
厳密には子孫繁栄に影響を与えている。」
①子孫繁栄に影響
というのは、重い染色体異常の子どもは長生きできないうえ、
減数分裂の失敗で生殖細胞をつくれない。
減数分裂というのは、父と母とから譲り受けた一組2本の染色体が、一本ずつ配偶子に入る分裂のことだ。頭から足の先まで、きちんと一組ととのった精子や卵をつくる分裂のことだ。
(染色体異常の子どもが、仮に繁殖力のある生殖細胞をつくったとしても、転座や欠損した染色体のまま遺伝するから、放射能は子孫の遺伝子に影響があるといえる。
かつての生命の大進化も、何らかの原因により、
このような大きな染色体異常が遺伝した可能性がある。
つまり、重い染色体異常の遺伝というのは、
いきなり、ハ虫類から鳥類、またはホ乳類のような子孫が
突然生じるレベルの異常ということだ)
②遺伝病は遺伝しない
と言うのは、遺伝病には病気の遺伝子というものがあり、
優性ならば二つのうち1つ、
多くは劣性遺伝子が二つ重なると発病するものである。
③放射線のDNAへの影響
放射線により、DNAが傷つくと言うのは、
DNAの並びがひらがなの日本語であるとたとえると、
「あいうえお」の「い」が欠損したり、「え」が別の物質の「E」に変わるなどが生じ、
「あいうえお」が「あうEお」といった、まったく別の意味の単語となり、
発生が進まなかったり、うまくタンパク質がつくられなくなるといった類のものである。
発生が進まなかったり、うまくタンパク質がつくられなくなるといった類のものである。
分裂の盛んな細胞に多い理由は、すでに筋肉の細胞に特化したものが、遺伝子が傷ついても、そのまま筋肉のままであるが、
これから別の細胞に分裂しようとしている幹細胞の場合、
遺伝子が傷つくと、血球や精子、卵へと正しく変化できないためである。
致死性のものが多いのは、生命維持に係わる奇形が起こりうるからである。
これゆえ、優性の遺伝子が劣性に変化するわけではないため、
放射線により、劣性遺伝子が原因の遺伝病が発病することはまずない。
これが、テレビ番組の「放射能による影響が子孫に遺伝はしない」という意味である。
デマと言うのは、このような、微妙なニュアンスの取り違えによることもある。
2011年3月27日日曜日
NHKスペシャルの視聴、感想。東日本大震災(地震)に関して
「深刻な物不足の解消」をテーマにした今日の番組は、
内容が具体的で濃く、解説者が的確な指摘を行っており、
早急に実現して欲しい案が多かった。
以前から、漠然とした、「はやくなんとかしてほしい」という解決策の伝わってこない意見、
あるいは、見た目の被害の派手な、沿岸部や避難所の報道に偏っており、
倒壊が少ないが人口過密の、仙台の様子がよく伝わってこなかった。
それが、かなり具体的であり、
仙台がすでに暴力で物資の奪い合いが起きるほど深刻になりつつあるというのが、
大げさすぎず、たんたんと報告されていた。
解説者によると、
「物資の輸送は人命救助と同様に行っていかねばならない」
①人口当たりで医薬品の詰め合わせをつくる。
……物資は、発注通りでなく、余ることを前提とする。
②小学校の校区ごとを拠点とする。
……物を送ったら必ず、何が必要か情報を得てくる
③物流ルートは複線化する。
……港に定期便で運ぶ一方で、ヘリでホバリングしながらなど、投下する。
など、うまくいかなかったときに備える。
という意見などここでは全て紹介しきれないが、解説者の熱い思いが伝わってきた。
菰池の意見として、仙台がこれまで東北全体の物流の拠点であり、
コンビニやスーパー、石油基地などの発送の中心であるなら、
仙台以外の東北のためにも、
仮の拠点を早急に、
秋田につくる必要があるのではないか。
(山形が地理的に中心だが、女川に近く、
大きな港や鉄道、高速道路より遠い)
秋田の空き倉庫、あるいは仮設倉庫を建設し、
ノウハウを持つ、仙台のコンビニやスーパーのセンターで働いていた社員を家族後と移住させ、
速やかに長期的に運営できる配送センターを、つくるべきである。
内容が具体的で濃く、解説者が的確な指摘を行っており、
早急に実現して欲しい案が多かった。
以前から、漠然とした、「はやくなんとかしてほしい」という解決策の伝わってこない意見、
あるいは、見た目の被害の派手な、沿岸部や避難所の報道に偏っており、
倒壊が少ないが人口過密の、仙台の様子がよく伝わってこなかった。
それが、かなり具体的であり、
仙台がすでに暴力で物資の奪い合いが起きるほど深刻になりつつあるというのが、
大げさすぎず、たんたんと報告されていた。
解説者によると、
「物資の輸送は人命救助と同様に行っていかねばならない」
①人口当たりで医薬品の詰め合わせをつくる。
……物資は、発注通りでなく、余ることを前提とする。
②小学校の校区ごとを拠点とする。
……物を送ったら必ず、何が必要か情報を得てくる
③物流ルートは複線化する。
……港に定期便で運ぶ一方で、ヘリでホバリングしながらなど、投下する。
など、うまくいかなかったときに備える。
という意見などここでは全て紹介しきれないが、解説者の熱い思いが伝わってきた。
菰池の意見として、仙台がこれまで東北全体の物流の拠点であり、
コンビニやスーパー、石油基地などの発送の中心であるなら、
仙台以外の東北のためにも、
仮の拠点を早急に、
秋田につくる必要があるのではないか。
(山形が地理的に中心だが、女川に近く、
大きな港や鉄道、高速道路より遠い)
秋田の空き倉庫、あるいは仮設倉庫を建設し、
ノウハウを持つ、仙台のコンビニやスーパーのセンターで働いていた社員を家族後と移住させ、
速やかに長期的に運営できる配送センターを、つくるべきである。
検証後のコメント
仙台市内は、思いのほか復興が進んでいる。青葉区は現在、倒壊がほとんどみられず、JRと北陸新幹線沿いに、まだ外装工事が終わっていないビルが多数見られ、また、繁華街の区画によってはビルの何割かが建て替えられていた。
津波の高さは思いのほか高く、内陸にまで押し寄せていたようで、少し市内から遠ざかると、電気は届かず、暗闇の平原、建物の基礎だけが並ぶ道路が見られた。
とにかく、ビル5階の高さの水というのが一様に宮城県に押し寄せていたようであり、場所によっては更に高く、内陸の国道4号の両サイドのショーウィンドーのガラスがどれも新しく光っていたのが印象的であった。
北上川や海岸は、現在でも度々床下浸水し、本来はないところに池や川ができている。
電気は、節電のためか、山形県もかなり暗く、仙台市内も繁華街以外は控えめであった。
ただ、服装を見ると、平日の夜ながら、外見が仕事帰りに見える人は予想より少なく、また、コンビニにスリッパや軽装で訪れる被災者らしきひともあり、真の復興に向けて課題が多いように思った。
阪神淡路の時も層であるが、中心部仙台の繁栄は、周辺地域の産業が復活してこそである。農村漁村が豊かであれば、仙台のデパートや歓楽街に若者が集まる。宮城県の産業が立ち直れば、店や人は自然に集まってくることだろう。
水害の地域も、現在の人口に合わせたコンパクトな復興が望まれる。小さな漁村と商店、小さな農村と商店がバスで結ばれ、小さな投資で大きな効果をまず生むべきである。
もともと、大きな町であるなら、すこしずつ大きくする成長する楽しみを持ち、数年かけてゆっくりと素晴らしい街づくりを目指していくべきではないか。すこしずつ備蓄して大きな市庁舎や、大きな会館をゆくゆくたてる。まずは、少ない投資で産業を復興させることが先である。
手を広げすぎると、太平洋戦争の戦線拡大のように、全てが手薄になり、住民の生活を圧迫しかねない。
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